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お寺管理の厳しい現実

宗教形式にこだわらず、無宗教で執り行う葬儀ニーズが増えているものの、全体では葬儀に僧侶を迎え、お経を読んでもらう「仏式」での葬儀がおよそ8割を占めます。
このような状況なら、お寺は不自由なく生活をしているものと思いがちですが、実はそうでもなく、
変化する社会構造や寺院格差が生じ、きびしい状況が続いているお寺もあるのです。

多くの方が、いづれお寺と向き合わなければならない日が訪れます。
お寺の現状も、把握しておきましょう。

日本仏教の繁栄~現代まで

仏教が繁栄していくきっかけとなったのは、江戸時代の寺請制度です。

当時、異国より伝教された「キリスト教」を脅威に感じた江戸幕府はキリスト教を禁制として、「寺請制度」を導入したのです。
この制度は、キリシタン信者でないことを証明させるため、庶民に対し必ず、どこかの寺院に所属することを義務付けるものです。
寺院は、檀信徒に対して宗教思想などを教えていく責務を負わされることになるわけですが、檀家となった信徒の葬儀・法要の一切を取り仕切ることになり、安定した収入を確保していくことになります。

しかし、年を重ねるにつれ、制度も緩和され、繁栄期も終息に向かいます。
現代においては、地方の過疎化・檀家の高齢化、さらに近年では仏教そのものの信仰心が薄れ、これまで安住していた寺院も、安定した収入基盤が崩れ、特に急速に過疎化の進行する地方のお寺は、深刻な問題となっています。

仏教が衰退していったのは、なにも地方の過疎化や、お寺を支えてきた檀家の高齢化などの社会構造の変化だけの問題ではありません。
寺請制度以降、所属の檀家は、離脱することもなく、また次の世代へ受け継がれてきたため、お寺としては自らが布教活動をしなくとも自然と収入が見込めたわけです。
しかし、多くの寺院は、それまでの安定した生活にあぐらをかき、改めて仏教を伝教していこうという努力を怠った結果、徐々に他宗教に魅力を感じ、宗旨変えを考える人たちも増加していきました。

近年になり、「どこの宗教にも依存しない」という無宗教の考え方も増えつつあり、お寺を取り巻く環境は、ますます厳しいものになっています。
それでも長きに渡り、日本の仏教を支えてきたお寺の存在は大きいですし、閉鎖的なお寺ばかりではなく、所属の檀家や地域の活性化のため、日々活動するお寺や、このような状況に、危機感を持って改革にまい進する住職もいます。

現代においても、多くの人が葬儀や法要などを仏式にて先祖供養を行っています。
葬儀や法要、あるいは墓地のこと・・・いつかは向き合わなければならない事柄だからこそ、現状のお寺の実情を把握してもらえればと思います。

知っておきたい、訃報から納骨まで
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